高校生・大学生向け記念品の選び方
〈2020.10.6〉
「高校生や大学生に喜ばれる記念品ってなんだろう?」
「小中学生向けの記念品とどう違うんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ここではそうした方に向けて、高校生・大学生向けのアイテムを、具体的にご紹介していきます。
ご紹介するのは主に、
- 今すぐ使えるアイテム
- 社会人になったら必要なアイテム
- いざという時役立つアイテム
の、3種類です。
今すぐ使えるアイテム
まず最初にご紹介するのは「今すぐ使えるアイテム」です。有用性を認識しやすいので、貰って嬉しい! という反応が分かりやすく返ってくるのが「今すぐ使えるアイテム」の特徴です。
モバイルバッテリー
スマホをはじめ、タブレットやBluetoothのイヤホンやヘッドホン、キーボードなど、たくさんのデジタルデバイスを持ち歩いている世代にとって、モバイルバッテリーは今すぐ使える便利なアイテムです。
夕方「バッテリー残量が少し怪しくなってきたな」という時に気軽に使える小型・軽量のものから、災害時に役立つ大容量バッテリーまで、たくさんの種類がありますので、目的に応じてお選びくださいませ。
当然、名入れ工房で取り扱っているモバイルバッテリーはすべてPSEマーク取得済みです。ご安心を!
【マメ知識】PSEマークって何?
PSEマークとは、国が定めた安全基準に適合する電気製品につけられたマークのことをいいます。モバイルバッテリーは2018年2月から、PSEマークの取得が義務付けられています。
ボールペン・万年筆
社会人になったらボールペンが必要なのはもちろんのこと、近年では、学習にボールペンを使う学生さんも増えているそうです。
ボールペンを使って勉強することで、
- インクの減りで勉強量が可視化できる
- 消しゴムを使わないことで効率アップできる
- 消しゴムを使わないことで思考の痕跡は後からわかる
- 多色ボールペンを使うことで色分けが容易になり、情報が整理できる
というメリットがあるのだとか。一説によると、東大生の7割が勉強するときにボールペンを使用しているそうですよ。
また、弱い筆圧でも綺麗に文字を書ける万年筆も、大量に文字を書く時には便利です。司法試験などの受験生は、万年筆を使う人が多いと言われていますね。
社会人になったら必要なアイテム
貰ってすぐに使うわけではないけれど、社会人になったら必ず必要になるアイテムも、記念品で贈られると重宝します。ここではそうしたアイテムについて、ご紹介します。
ハンコ
2015年にマイナンバーカード制度が始まった時には「これでハンコ文化もようやく終了かな」などと思ったものですが、あれから数年経った現在、やはりハンコ文化は根強く社会に残っています。
この現状から鑑みるに、最終的には消えていくとしても、おそらく今後数年、もしかしたら十数年レベルで、ハンコ文化は残っていくのではないでしょうか。
よって、ハンコはこれからも当分は、社会人にとって必須のアイテムであり続けると予想されます。
しかし、ほとんどの若い人にとって、ハンコは「え? いずれ消えるものだよね?」「実印? なにそれいつ使うの?」「ハンコって色々材質あるけど、一体どれを買えばいいのかさっぱり分からない」というアイテム。積極的に自分で購入したいと考える人も少ないのではないでしょうか。
実際、実印などは使用頻度も極端に低いです。しかし、使う場面はどれも人生の大きな決断の時ばかり。
だからこそ、記念品などでそれなりのものを用意してあげると、いざという時、とても役立ち感謝されます。
浸透印とペンが一体化した多機能ペンなども、オフィスでは非常に便利なアイテムとして喜ばれます。
名刺入れ
きちんとした革の名刺入れは、特にこれから社会に巣立っていく高校生・大学生への卒業記念品にオススメです。
大学生の間はアルミ製のカジュアルな名刺入れなどを使っている人もいますが、社会に出れば、常識やマナーに厳しい人に必ずどこかで出くわします。それが上司や大切な取引先の人でないとは限りません。名刺入れひとつのことで悪印象を持たれる、などという勿体ない事にならないよう、どんなシーンでも安心して使えるオーソドックスな名刺入れを贈ってあげると、喜ばれるでしょう。
ふくさ
ふくさも、高校生や大学生にとってはまだ必要性がよくわからず、卒業記念品などで贈っても「やったー! ふくさだ! 超ありがたい!」という反応は、正直期待しにくい記念品です。
慶弔事があるまでは、実際に使う機会もありませんから、無理もありません。
しかし、高校卒業や大学卒業といった年齢から考えると、慶弔事に出席する機会はそう遠くない将来訪れるでしょう。そのとき初めて「あ、卒業記念品で貰ったふくさがある! 助かった、ありがたい」となるわけです。
自分でふくさをきちんと買い揃える若い人は、少ないですよね。
ネットなどでも「慶弔事に参列するのに、ふくさは必要でしょうか?」という質問が散見されます。
「本来はふくさを使うのがマナーと分かっていても、最近ではご祝儀やお香典を袋のまま持参する人もいるらしいから、わざわざ買わなくても大丈夫かな?」という気持ちと、「ふくさ無しで慶弔事の席に参列して、本当に恥をかかないかどうか心配」といった気持から、こうした質問をすることになるのでしょう。
けれど、記念品で予めふくさをもらっていれば、何の心配も憂いもなく慶弔事に参加することができます。
「自分がマナー違反をしていないか」
「他人から非常識と思われるんじゃないか」
と、ビクビクしながら慶弔事に参列するのはツライものです。
卒業記念品でふくさが贈られることが多いのは、「大切な卒業生たちにそんな思いをさせたくない」という記念品選定者の親心でしょう。
いざという時役立つもの
非常用持ち出し袋の用意や、災害時の備蓄といった災害対策は、重要性が非常に高いにもかかわらず、一般家庭でもついつい後回しにしてしまいがち。一人暮らしを始めたばかりの若い人ならなおさらです。
だからこそ、災害時に役立つようなアイテムを、あえて卒業記念品に贈るのもアリではないでしょうか?
大容量モバイルバッテリー
「スマホを一回充電できたら十分」といった程度の日常使いの小型・軽量なものも良いですが、災害時に役立つ大容量のバッテリーも、いざという時とても役立ちます。最近はモバイルバッテリーにライトがついたものなどもあり、人気です。
ダイナモトーチ
災害時、ライフラインが断たれると、夜は真っ暗になってしまいます。非常事態に明かりがないというのはとても心許ないもの。そんなとき、ダイナモ式のライトがあれば安心です。
高校生・大学生向け記念品は、小中高生向けの記念品とどう違う?
高校生・大学生向け記念品の選び方、いかがでしたか?
高校生・大学生向け記念品と、小中高生向け記念品との違いは、ざっくり言うと「これからも学校生活が続く人に向けた記念品」か、「これから社会に出て行く人に向けた記念品か」の違いです。
高校生・大学生向けの記念品には、これから社会人として一人前にやっていくためのアイテムを選んであげると、喜ばれるのではないでしょうか。
もしもアイテム選びに迷われ、お困りなら、どうぞお気軽にスタッフまでご相談くださいませ。記念品のプロフェッショナルがしっかりとサポートさせていただきます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。